2020/10/20 11:35
ローマで最も美しいヴィラとも言われるヴィラ・メディチにて、ベルギー作家ヨハン・クレテンの個展がオープンしました。
ヴィラ・メディチは1543年に建てられ、1803年にはナポレオン・ボナパルトの命によりフランス・アカデミーを収容するようになり、以後アーティスト・イン・レジデンスや展覧会などの文化プログラムを多数展開してきた。
主にセラミックとブロンズを扱う彫刻家クレテン。
世界を放浪しながら制作活動を続ける中、フォンタナやシュッテに並んでセラミックのメディアムをリバイバルさせた作家として知られる。
今回の個展のタイトルは「I Peccati」<罪>。
誘惑や内省、人間関係の複雑さ、不明瞭な現代社会などというテーマを扱い、展示は作家が自身のコレクションより持ち込んだハンス・バルダングやバルテル・ベーハムなどによる歴史的作品と並び、独特な空気感を生み出しています。
下記にてお楽しみください。
(Copyright Johan Creten; Courtesy of the artist, Villa Medici, and Perrotin)
*現在ペロタン・パリでもクレテンの個展(10/17~12/19)を開催しております。
詳細はこちらから。